毎年行われる幼稚園の生活発表会。僕の記憶では昔は学芸会と呼んでいました。年少の時は、仮面ライダーに扮して 踊りとでんぐり返しを見せてくれました。年中の昨年はウルトラマンでダンスです。2年連続でヒーローになりきり 大喜びだったトキローも、一つだけ不満があったようです。それは他のクラスで演じられた劇に出たかったようです。
そして今年は念願かなって「ピーターパン」でした。しかも主役! 親としては、まさか自分の子供が主役をやれるほどの人物とは思っていなかったので、なんとも不思議です。そして不安。
やはり、一番可愛いからしょうがないのでしょうか、親としては嬉しいですが、文部省公認の幼稚園の先生が、そうあからさまに ウチのトキローが一番可愛いなどという扱いをしてしまうなんて、他のお子様たちに申し訳ございません。でも、そこまで言うなら・・・、 ということで、ピーターパン役は我らがトキローです。(ホントはジャンケンだったそうですが) 当日までは、毎年衣装の準備で、てんやわんやなのですが、過去にやったヒーロー達とちがってシンプルデザインのため、 妻も余裕かましてました。何しろ昨年までは布やカッティングシートであの複雑なヒーローの模様を、切ったり貼ったりしながら制作していたのです。 どこのママ達も、何週間も前からどこかの家に集まり、素材、予算、制作方法などを打ち合わせし、子供達の衣装に差が出ないように気を使いながら、 親子総出で作り上げる一大イベントです。このため子供を通して知り合った大人達のご近所ワールドが強固なものとなり 公園派閥のような、妙な関係を越え、育児に対する良き相談相手が生まれたりするようです。
これには幼稚園側の明確な意志が感じられ、実際の作業は見て見ぬ振りをする、僕にとっても大歓迎な日々です。 そして本番。幼稚園ではなく、区役所内のホールを貸し切り本格的です。ステージ上ではいつも家では、親の言うことなど知らん顔のトキローが ナレーションと音楽にあわせて元気良く動き回ります。年に一度のトキローのよそ行きフェイスは、何度見ても可愛いです。 やはり先生もこの笑顔に劇の成功を託したかったのでしょう・・・・。
実はピーターパン役はトキローだけでも十分のハズなんですが、一応他の父兄の手前、二人で一役にしてあげた様です。 トキローは前半15分ほどを担当していたのですが、見事なまでにそのコケティッシュな魅力を観衆に見せつけ、 圧倒的な存在感のまま舞台をおりました。
トキローの幼稚園生活はあと、卒園式を待つだけとなりましたが、最後に良い想い出ができました。



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