モータースポーツの世界というのは、車体に自社は元よりスポンサーの名前がずらりと並び、 その勝敗の結果により、それらの社名のもつイメージがガラリと変わってしまうでしょう。
そして、その全責任をたった一人で背負わなくてはいけない人間というのは、 たとえ実際に華々しい表舞台にでてこなくても、端から見て確かに輝いています。 この日行われた「2000年JAF 全日本ジムカーナ選手権」C-2クラスに出場した一台のインプレッサの陣営には ただならぬムードが充満していました。
本戦は翌日、都合がつかず前日の練習走行(完熟走行?)しか見ることが出来なかったのですが、 岐阜県のPRSのメンテする新堀選手のインプレッサをひとめ見ようと、梵天さんNinjaRSさんと応援に駆けつけました。
実はこのクルマのカラーリングは、僕が基本デザインを考えさせていただいたもので、ハッキリいって他人とは思えません。 このチームのメカニックをおそらく立った一人でこなしているPRSの大橋さんとは、昨年の夏に一度お逢いした事があるのですが あまり印象がなかったらしく梵天さんに改めて紹介していただき、「やあやあその節は・・・」といった感じで軽いご挨拶。 ご丁寧にカラーリングのお礼の言葉もいただいたのですが、 僕にしてみれば、こちらこそ、こんな凄いマシンに関係を持たせていただき感謝感激です。 挨拶の後、僕ら見学者トリオは近づくのも申し訳ないほどの雰囲気に圧倒され、PRSの出走時間までは他のクラスの見学です。 シティ、シビックなどのA-1クラスから始まりA-2、A-3、と徐々にハイパワーマシンが出てくるので ベストラップもどんどん塗り替えられます。 そしてお待ちかねのA-4クラス。なぜお待ちかねかというとインプレッサやランエボといった4駆の走りはやはり迫力です。 しかも全日本の大会なので、かなりハイレベル。 ジムカーナというとあまり車速ののらない地味な競技なのかと思っていましたが、全然そんなことありませんし、 むしろすぐ目の前で繰り広げられるド派手なアクションに歓喜します。家族連れでも絶対楽しいです。 FF、FR、4WDの動きの違いなどもよく見えるので、走りに興味のある人はいい勉強にもなるのではないでしょうか。
そしていよいよPRSのC-2クラス。僕は写真を撮るために、場所を移しファインダーから観戦です。 フラッグとともに勢い良く飛び出すPRSインプレッサ、 一つ、二つと快調にパイロンをかわし、三つ四つで、ファインダーからのぞくインプレッサに異変がおきました。 一瞬なにがどうなったのか、カメラから顔を外しコースに目をやると痛恨のストップ。 幸いこの日は本戦ではなかったので、成績には関係ないのでしょうが、走行後、仮設のピットに行ってみると 新堀選手、大橋さんはビデオの映像を凝視していて、なかなか声をかけられる事ができませんでした。 この日の結果は満足いくものではなかったにせよ、年間を通して少づつ成績とともにレベルアップしていくであろう PRSインプレッサには、今後も熱いエールを送り続けたいと思います。



コメントする