午前中は妻が掃除していたので、子供と桜見学の散歩していたのですが、午後になってから急にドライブしたくなったので、富士サファリパークに行きました。
僕にとっても初めてのサファリパークだったのですが、いやいや想像以上に面白いですよ、あそこは・・・・。
普通の動物園だと遠巻きに見学するだけなのですが、金網で守られたバスの中から猛獣たちの顔面を目の前で拝むのです。長男は怖がってしまって泣き出してしまいました。次男はなぜか全然平気でライオンの大きな口に餌を突っ込んで喜んでました。ここでは自分のクルマで園内に入っていくことも出きるのですが、トラやライオンたちに囲まれて動けなくなっているクルマもあったので、大事な愛車で入って行かなくてホントに良かったです。
もう少ししたらナイターも始まるようなのですが、聞いた話によると夜の方が猛獣たちの動きも活発になるらしく、大人だけで行くなら(10歳未満は不可)ナイターの方が面白そうですよ。
2001年3月アーカイブ
前日のサーキットの疲れも取れないまま、今度は家族で近所の住宅展示場に行きました。目的はまたもやヒーローショー。今度は今年から始まった仮面ライダーアギトです。アギトには仮面ライダーが3人アギト・G3・ギルス)出てくるのですが、ちょうどこの日の放送では謎に包まれた3人目のライダーギルスがいよいよ登場したとあって我が家の2人は、狂喜乱舞でした。ショーにもギルスの出演があり(残念ながら写真はアギトとG3)会場中の子供達が大盛り上がりです。
それにしても最近のヒーローは商売が上手くて参ります。ちょっと前までクウガグッズを買いあさり、放送に追いついたと思ったらまた新しい武器が登場したりで、子供の物欲を刺激するのが上手すぎます。まあ、僕も子供の頃買ってもらえなかったので、今頃になって子供と一緒におもちゃで遊んだりしてるんですけどね。
そして今度のライダーは最初から3人いますから、おそらく武器もそれぞれ買わされ。人形もライダーのパワーアップにあわせて増えていくわけですよ。まったく先が思いやられます。
PM10:00東名高速鮎沢SA。
僕にとってドライビングの師匠である石川氏にキーを渡す。「雨が上がったので疲れ方が全然違いますね」・・・
直前までの雨の中お互い交互に運転してきて、先ほど僕に運転を交代するまでの上郷から牧ノ原までの石川氏のドライビングに尊敬とともに一種の恐怖を覚えていた。彼は運転に関してはプロ中のプロであり、かつてはとある自動車メーカーのテストドライバーを努めていた人物であり、その技術には疑う余地は無いはずだった。だが、それまで僕の限界ではせいぜい踏んでも100km/hまでしか出せないような酷い視界の中、平然と150km/hで前車に張り付き、わずかに左に退いた前車と壁の間をすり抜けるようにかわしていく。もしもすり抜ける瞬間に前車の踏んだ雨水がフロントガラスに飛んできたら、また、もしも前車が左に退くタイミングが何かの原因で遅れたらということを考えると、あまり助手席でのんびりしていられるものではなかった。
鮎沢につく頃は自分も運転に疲れ、先ほどの恐怖も薄らいだ頃だったのか、先の発言をしてしまったのだ。まだこれから起きようとしている本当の恐怖は微塵もない春のそよ風の中だった。
鮎沢を出る助走区間でいきなりフル加速。前方右車線、つまり合流しようとしている車線にはマイクロバスが走行しており、普通の感覚ではまずそのマイクロバスのペースにあわせて本線に乗ろうと思う瞬間である。危ない!とっさに目をつぶった直後マイクロバスは自分たちの左後方にあり僕の愛車は一番右側の追い越し車線を走っていた。
そこから先は幾つかの右カーブを描く高速コーナーとなるトンネルが続く。トンネルに入ると今まで聞いたことの無いような心地よい高音が耳に入ってくる。トンネル内のオレンジ色に照らし出された空間は現実味を失い、まるでスローモーションのような映像として僕の目には映った。やがてそれがスローモーションではないことを知らせる前車のテールランプが迫ってくる。ぶつかると感じた直後その車も左後方に消えていく。
ここではじめて雨が上がった事を悔やんだ。雨でセーブしていた彼の人間リミッターは乾いた路面により完全に解禁されてしまったようである。
その後も次々と迫ってくるテールランプ。感覚的には、いや前車のバンパーより下部が見えないくらい近づいているのでおそらく1~2mも離れていない距離まで張り付き、前車が退こうとした瞬間には加速体制に入っている。そこまで相手の運転を信用していいのだろうか、あくまでも他人の脳の中身である。前車が後ろに気がついて左に退こうとしているとは100%言い切れないと思うのだが・・・。
完全に参ってしまった僕は彼にスピードを落としてもらうように頼んだ。しかし彼の返事は予想通り笑い飛ばすだけのものであった。そして彼は言う。「だ~いじょうぶ。前の車だって同じ方向に走っているんだから、速度差で言ったら30km/hもないって」・・・。嘘だ。速度差80km/h以上は絶対ある。なぜならこの車はリミッターをカットしてあるのだ。200km/h以上出てるかも知れない。あまりに僕が恐怖におののいているのを気にしてか、スピードメーターが180km/hを指したところでの巡航にはいる。それでも前車は迫っては消えていく。一度どうしても退かない車両が現れた。僕は退いてくれ退いてくれと、頭の中で唱え続ける。もしも退かなかった場合この車が起こすアクションに怯えていたのだ。そして想像通りその時は来た。突然左に寄ったと思ったら運悪く前車も遅ればせながら左に寄ってきてしまった。すかさず一番左の車線まで飛ぶように移動し大きく弧を描くように一番右の車線に戻る。
「いつもこんな感じなんですか?」僕は一縷の望みをかけて質問をした。ここで期待される答えは『そうだよ』または『うん』など、常習犯的な答えである。この答えなら、いつもの通り→いつも事故してない→今日も事故らない。と連想させ、僕の気分も落ち着く筈だった。ところがかえって来た答えは「だってshinさんのクルマ速いんだも~ん(笑)」だ。もう泣きそうである。
ここで考えた。もしもの時はどんな体勢でいるのが一番死ぬ確率が低いのだろう・・・。ぶつかる瞬間にプリテンショナーベルトは僕の体を締め上げてはくれるだろうが、前方から降り注ぐと思われるフロントガラスはいかにして防ぐか、また折れ曲がったボンネットが室内に飛び込んで来ることは無いのだろうか・・・、僕のダウンジャケットはリヤシートに置いてしまったが、あれがあればとりあえず顔面に降り注ぐガラスの破片だけはくい止められそうだが、いま後ろに手を伸ばす瞬間に石川氏の腕にでも触れてしまい気が散ってしまったらそれこそ自殺行為だし・・・
そうこうしているウチに電話が鳴った。僕の着信音ではない。またもや僕の額には脂汗が滲んできた。石川氏がポケットの中を探っている。頼むからハンドルを握ってくれ。そう、180km/h巡航中に両手離しで携帯を探しているのである。やっと携帯が見つかり片手でハンドルを握る。一緒に鈴鹿を出発した吉田氏からの様である。法律では運転中の通話は禁止されているぢゃないか。早く切ってくれ。運転中だからと言えばすむことだろ。と思いながら僕は放心状態に入っていった。
電話しながら片手で180km/hオーバーでスラローム。by東名
注)以上は全てフィクションです。実在の人物とは一切関係ございません。
