2005年9月アーカイブ

クリスマスに行われる、とあるお芝居の広告を任されました。元々は街で見かけた妙に格好良いフライヤーに惹かれ、いったいどんな会社で作っているのだろう? と興味を持ったのが最初です。インターネットで調べ、その芝居を運営している会社にいきなり電話しました。ダメもとだったのですが、なぜか直ぐに合ってくれることになり作品持参で初訪問。その場はこれまでの経歴や雑談をして帰りました。
それから2カ月ほど経ったある日、次回の作品の広告イメージを考えて欲しいとのオファー。しかもコンペじゃない!いやいや・・・世の中どう転ぶか分からないもので、本当に仕事来ちゃいました。

時間は無かったのですが、いつものようにお勉強から開始。お芝居のモデルは昭和初期の某女流作家の生涯なんですが、調べれば調べるほど波乱に富んだ人生を送った人物のようで、実にビジュアルにしやすいのです。でもネタに後悔したくなかったので、その作家の家があった場所や記念碑なども一応見に行き、デジカメで撮影しました。
家に帰り落ち着いてアイデアを練る時間もなく、雑誌のキリヌキや昼間撮影した画像などを駆使し、その日のウチに方向性の違う3案を完成させ翌日に発注元へカンプを届けました。脚本家や出演者達の意見も聞かなければ、ということで1週間ほど待つことになり、とりあえず小休止。

打ち合わせはランドマークタワーの真ん中あたり、人目に付きにくい場所で行う理由は、主演の某大物女優さんに配慮してと思われます。で、その女優さん、とっても明るく物腰柔らかな良い人でした。僕のやる気も倍増です。
すでに提出済みの3案の他にもう1案加えて、皆さんの意見を伺いながら方向性を絞り、いろんな事がどんどん決まっていきました。変に時間に余裕があるより、急ぎの仕事の方がテンポがいいため僕はやりやすいです。

翌々日、小道具を揃えてスタジオに一番乗り。女優さんご指名のカメラマン森さんとは、たまたま他の仕事も同時に進行していたので意志の疎通もバッチリ? しばらくしてメイクさん、衣装さん、その他お芝居の運営スタッフの方々、女優さんも登場したところで衣装選び。僕は着物の知識を全く持ち合わせていないため、この作業は芝居のスタッフの方々にお任せするつもりたっだのですが、せっかく自分のイメージを主張させていただくチャンスなら、と腹を決め一番柄のハッキリした派手目の着物を選びました。(モデルになった女流作家もかなり派手な着物を好んだらしい)反対意見も出るかと思いきや、意外にもすんなり決定。心の中で『皆さん勉強しましたね(ニヤリ)』と思いつつひと安心。
撮影が開始されると、カメラマン森さんに対する女優さんの信頼は絶対的なものであり、僕がでしゃばる必要もほとんどなく、終始和やかに2時間弱。いや〜、やり遂げた。。。。
この達成感の中、僕の仕事はここからが本番だと気が付きドッと疲れました。 

今年の我が家は週に一度はバーベキューしてます。欧米風を気取っているのですが、七輪なので全然欧米になりきれてません。シシャモとかホルモンとか焼いてるし。
いつもは妻の実家の屋上で両親や友達を招いてワイワイやっているのですが、この日はカングーに七輪積んで出かけ、火をおこしても良さそうな場所を探して、いきなり始めてしまおうという企画。
たまには家族4人で水入らずも良いもんです。

この日は小学校の運動会でした。
ウチの二人の子どもが一緒に出る最初で最後の運動会なので、朝早くから場所取りで並んだのですが、朝7時に行ったのに既に9割方場所が埋まっていたのにはびっくりです。
僕の子どもの頃は運動会であまり盛り上がった記憶が無いのですが、ウチの子供と友達連中は数日前から異常に気合いが入っていてライバル心むき出しの会話が笑えました。最近の子どもたちは全然冷めてませんよ。
子どもが二人いると、待ち時間が少なく常にどちらかが競技に出ているような感じなので、退屈しないのは良いのですがビデオを撮るのが忙しいほどで疲れました。

東京国立博物館で開催された「遣唐使と唐の美術」を見てきました。
遣唐使は小学校6年、中学、高校と3回も歴史の授業で出てくるため、本当はトキロー(12才)を連れてきたかったのですが、空手の試合が近いため、稽古を休むわけにはいかず、ロクロー(7才)と二人です。
展示の目玉は、昨年発見された日本人留学生、井真成の墓誌であり、その他に、遣唐使が持ち帰った様々な唐の文化を見ることができました。僕は、1200年も前の生活用品の造りの良さや装飾の美しさから、当時の文化を想像して楽しんだのですが、子どもはどうかな・・・?一応、一生懸命見入ってはいたけど・・・。

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仕事上の調べごとがあったので、川崎市の岡本太郎美術館に行きました。
以前にも一度来たことがあったはずなのですが、場所も雰囲気もすっかり忘れていて、さんざん道に迷ったためか初めて来たような感覚です。
ようやくついた駐車場から美術館を見下ろすと「母の塔」という高さ30メートルもある作品がそびえ立っており、一目でそこが岡本太郎美術館とわかります。
館内は独特のド派手な絵画作品と、かの有名な「座ることを拒否する椅子」や大阪万博の「太陽の塔(原作)」など各地のシンボルタワーも展示されており、ひとりの作家の美術館とは思えないほどバラエティに富んでいて、今回の特別展示「明日への神話」もあわせて、とても見応えがありました。

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伊勢佐木町にある有隣堂ギャラリーで開催されている「オガワハジメの世界展」に行って来ました。この人本業はカメラマンで、かれこれ15年以上の付き合いです。最近絵を描き始めたと思ったら、いきなり個展というから驚きました。
夜家でお酒を飲みながら筆ペンを滑らせたり、撮影の無い日などは、朝から晩まで無心で描いてるらしいのです。これは、あくまでも趣味の世界といってますがほとんど癖といっても良いんじゃないでしょうか。筆ペンフェチですな。他にも一所懸命アート作品を作り続けてる人たちを何人か知っていますが、これほど「一所懸命」とか「芸術」とかって言葉が似合わない作家はいないように思えます。いや、作家っていうのも本当は嫌なんですが・・・。なんか悔しい。でも、なんかイイ。

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