my cobra and her heads

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1990年、エンパイア・ステートビルの屋上展望台にて、裸の大将・山下清ばりに白いランニングシャツ、半ズボン、そしてリュックサックとサンダル、丸坊主でキメた日本人と遭遇。そのマンハッタンの夕景とはあまりにもミスマッチな風貌に思わず声をかけずにいられなかった。むこうは黄色地に「SEX PISTOLS」とデカデカと書かれた僕のTシャツを見て「それダサイね」と冷静に答えてくれた。あのころはお互い若かった。こっちも一人、むこうも一人、袖ふれあうも何かの縁ということで、数日間NYの街で遊んだ。地下鉄乗ったり、レーコード買ったり、伝説のライブハウスCBGBに行ったりもした。日本に帰ってからもお互い横浜在住ということもあり、時々あって音楽の話なんかをした。当時デビューしたばかりの「LENNY KRAVITZ」を聞かせるとえらく気に入ってくれてた。僕も彼から「Pixies」とか「Elvis Costello」を教えてもらった。でも一番気に入ったのは彼がやってた「インフルエンザC」というバンド。何度かライブを見にいったり、そのライブハウスを紹介してもらったり、その後僕はそのライブハウスで定期的に演奏するするようになったりと、当時仲の良かった音楽仲間達とは別の角度から僕に大きな影響を与えてくれた。
しばらくは会うことはなくても年賀状のやり取りくらいは続いていたのだが、それもいつしか途絶えていた。

インターネットは本当に便利だと思う。住所も電話番号も分からない相手と再会することができる。今日「my cobra and her heads」というバンドのライブを見てきた。行く前にホームページ見てどんな音楽なのか想像できなかったのだが、いま思えばホームページのイメージ通りの不思議な音楽。ゆっくりだけど力強くノリのいいリズムに、脱力気味のホーンとギターが妙に耳に残るリフを連発し、聞いてるウチにだんだん気持ちよくなってくる。
演奏が終わるとステージへ行って挨拶をした。向こうは驚きながら僕に「大人になったね〜」と言った。・・・それはお互い様です。

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このページは、ISが2007年1月22日 11:31に書いたブログ記事です。

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