2012.12.29 sat 南太田 GALAXY「忘年会」
RYDEEN/BURST WIRE/ZERO FAST/我流/S.I.C.K./G.L.G/Tw♂ Percent/ベヘモットトルエン/DE-CULTURES/AMOUR/WORSTVISION
地元バンドばかりで忘年会をやった。幹事の俺とエビちゃんで相談して各バンド演奏15分×転換15分という隙間だらけのタイムテーブルを組んだ。
長丁場でも人が箱の中で楽しめるように、いつもと別メニューのドリンク&フードをGALAXYに用意してもらった。なにしろ忘年会なので。
16時30分スタートの豪華10バンド宴会。今年一年様々な場所で遊んでもらった人たちが一同に会した友達オールスター状態。本当はもっと来て欲しかった人がいっぱいいる。
WORSTVISIONとしては新ドラマー・ユキが人生初ステージということで若干緊張気味だった。新しいスタートにふさわしく一曲目はバンド名の由来になった「The Worst Vision」でゆっくりスタート。丁寧に丁寧に目立ったミスもなく見事完奏。のこり3曲はあっという間でユキのデビューライブはなかなかの出来だったと思う。
宴会も後半にさしかかった頃、個人的な緊張のピークを迎える。実はWORSTVISIONの他にもう一つ参加することになったS.I.C.K.のデビューライブでもある。
ギタリストとしての参加だ。ギターソロがある。無理だろ。しかしここまできたら引き返せないと気張ってチョーキングしてやった。特に笑われることもなく無事終了。
トリのBURST WIREが終わって飛び入りでRYDEENのステージ。いつもながら笑いの絶えないステージで締めてくれた。後はひたすら呑み。夜は深々と更けていく・・・。
1.The Worst Vision 2.Time 3.偽善の川 4.灰になれ
2012.12.15 sat 南太田 GALAXY「ホームラン〜撲殺フルスイング〜1%」
WORSTVISION/ガンフロンティア/猫侍/RAISE CAIN/PECKING ORDER/ANARCHY CONDOMS
ANARCHY CONDOMSと合同企画第一弾「ホームラン〜撲殺フルスイング」それぞれ2バンドづつ誘って3対3の合コンみなたい企画。
ANARCHY CONDOMSは当然というかバリバリのハードコア、RAISE CAINとPECKING ORDERを連れてきてくれた。ウチはウチらしくガンフロンティアと猫侍という歌をジンワリ聴かせる系(?)バンドを。
単に予算的なメリットだけでなく全うに合同企画の面白さを引き出せるメンツになったと思う。初めて見るバンドも刺激になるし親しくなれて良かった。
ガンフロンティアは5月に「日ノ出ノヨル」で来てもらって以来だが、サトちゃんが長野に引っ越したりして大変だと思うが快く来てくれて最高の演奏&MCで楽しませてくれた。
それから、この日でヘルプドラマーのカズが卒業ということになった。昨年の夏、長いこと連絡の取れなかったウエパーがふらっと帰ってきて活動を再開することになり、
本来ギタリストのカズにドラムを叩いてくれという妙な頼みを「面白そう」という理由だけで受けてくれた。
それからは影で相当努力してくれていたことは日増しに迫力を増すプレイを見てれば分かる。
感謝の気持ちは言葉では言い表せない。カズの本気バンド黄色の世界とは今後は対バンとしてライバルとして、いつまでも切磋琢磨していきたい。
1.回転 2.灰になれ 3.幻 4.Time 5.Death Art A.搭
2012.11.25 sun 武蔵境 スタット「Ungovernable Force vol.85」
BATTLE OF DISARM/AMOUR/M.I.L.F/WORSTVISION/REACH THE SKY/CASSETTE-VISION/THE うんこ
武蔵境スタットで毎月開催されているUngovernable Force初登場。
当初はAMOUR以外は知らないバンドばかりと思っていたが主催のBATTLE OF DISARMとTHEうんこ以外はなんだかんだの知り合いばかりだった。
ヒルゲリラで一緒だったダマちゃん(CASSETTE-VISION)とツクダさん(AMOUR)と三人別々のバンドで共演というのも個々人的には感慨深いモノがある。
この企画もさすがにvol.85ということか常連とおぼしきお客さんも沢山入っていて盛り上がっており、初見の俺たちの演奏でもノリのいい人たちで嬉しかった。
スタットは広さもほどよく、ステージ内の音も悪くなく演奏しやすい。チャンスがあればまた呼んでもらいたい。
1.回転 2.灰になれ 3.復讐 4.幻 5.偽善の川 6.Death Art 7.Time 8.月光の宴
2012.11.17 sat 日ノ出町 THE CLUB SENSATION「日ノ出ノヨル」
WORSTVISION/DEEPCOUNT/猫侍/THE FLOOR UPPERS
活動停止前の96〜97年頃、日ノ出町に古くからあったグッピーというライブハウスに頻繁に出演させてもらっていた。The CLUB SENSATIONとして生まれ変わってから約2年。
現在ここを仕切るのはグッピーが産んだ名バンドTENSAWのミチアキ氏とグリコ氏。TENSAWフリークの俺としては前々から気になっていたのだがこの度ようやく戻って来ることができた。
トップはTHE FLOOR UPPERS。この日は2人欠席にもかかわらず9人編成という大所帯。基本はレゲエのリズムに伸びやかな歌が乗る心地良いサウンド。
これだけで大好きになってしまうのだが、時々垣間見れる爆力的な瞬間がまた心を躍らされる。早く音源が欲しい。
2番手は復活を果たしたばかりの猫侍。べらんめぇ口調と、まるで俺の人生を見てきたかのような切ない叫びに癒されたくて1年掛かりで口説き落としての出演だった。この日もキンちゃんの歌声を聴いているとなぜか涙腺が緩んだ。
3番手DEEPCOUNT。この場所でやると決めたとき最初に出て欲しいと思ったバンド。この高い天井の2階席からDEEPCOUNTを見たいという第一印象がそのまま実現した。
張り詰めた緊張感のなか、トランペットの音色とNobu氏の言葉ひとことひと言がこの場所の歴史に溶け込んでいくようで背筋がゾクゾクした。
最後がWORSTVISION。ステージからの景色が懐かしい。この日はテーブルを退けていたので少し広く感じた。音は懐かしいかと聞かれたが残念ながら覚えていない。
アンプのコンディションがスタジオと違ってちょっとやりにくかったけど、これは俺の経験不足。あとヘルプドラマーカズは練習してなかったワンタムに焦っていたが全然問題なかった。バンド全体では張り切りすぎて雑になってしまったと思う。
1.Gold 2.回転 3.灰になれ 4.復讐 5.幻 6.Death Art 7.Time 8.月光の宴
2012.11.3 sat 横須賀 モアイ&カピー
The SKULLABERRYS/WORSTVISION
京急汐入駅で降りてドブ板方面に向かうとすぐ見つかる「モアイ&カピー」というレゲエBAR。キャパは20〜30人そこそこの小さな店だが、ドラムセットと小さなアンプやPAもあり生バンドのLIVEもかろうじて出来る。
昔は俺の弟バンドが常連でLIVEを良くやっていたことからここのマスターは俺のことを“兄貴”と呼ぶ。
ある日ここのマスターにWATERABED(現The SKULLABERRYS)呼べないですかね?と相談された。
まさかこの小さな店で?と思いながらも、その無国籍な怪しい小箱で歌うジャジャを想像すると心が躍った。どう考えても格好良すぎるため即座にオファー、そして快諾。
当日、珍しく自分のアンプJC77を出動させた。予想通り店にあったのはもう少し小さなモノだった。店のドアは薄く防音もないため小さなアンプでもバンドの音はドブ板通りまでダダ漏れる。
反対側は駅前のコンビニでも聞こえたらしい。The SKULLABERRYSのリハの最中に道行く地元のおじさんや外人さんが勝手に入ってきてニコニコしながらリハを見ているというローカルなノリがいい。
普段はほとんど横浜でしかLIVEをやっていないので少し離れただけの横須賀の雰囲気は新鮮に思えた。
トップは俺たちWORSTVISION。最初からやたら盛り上がってる地元のお客さんがいてやりやすかった。 ほどよい狭さでアットホームな雰囲気の中、いつもより多めの10曲のレパートリーを披露する。ドラムセットがどんどん前に押し出されて俺の背中に迫ってくるので、右足のかかとでバスドラを固定しながら歌った。
演奏の出来は自分では良く分からないが俺たちも楽しかったし聴いてくれた人も楽しそうにしてくれたので“良し”とする。
The SKULLABERRYSの番。店の外から遠巻きに見ていた人たちが一斉に流れ込んできて店内が人で埋め尽くされた。薄暗い店内に爆音で響くグルーヴに独特のしゃがれ声が乗っかる。
満員のお客さんの頭が同じリズムで揺れている。店全体がうねっているようだった。LIP CREAMから何度も見てきたが、この日のジャジャが一番かっこいいと思えた。
素晴らしい夜、素晴らしい街、素晴らしい店「モアイ&カピー」。また行きたい。
1.Gold 2.回転 3.灰になれ 4.復讐 5.幻 6.Time 7.塔 8.偽善の川 9.Death Art 10.月光の宴
2012.10.27 sat 南太田 GALAXY「日ノ出ノヨル」
WORSTVISION/MUSTANG JERX/DE-CULTURES/ねたのよい/雲/G.L.G
「日ノ出ノヨル」では過去最多の6バンド。簡単に言うと賑やかな方が良いという理由。音の方向性もバラバラでより賑やかに楽しめるメンツにした。
お互い知り合い同士のバンドもあるが、この企画を通して初めて知ったというバンド同士がほとんどで、
今後お互い連絡を取り合うようになって新しい企画が産まれてくれたりしたら嬉しく思う。そしてその企画にWORSTVISIONを呼んで欲しい、てな感じで。。。
WORSTVISIONとしても初顔合わせだったのは雲。アコースティック弾き語りでお世話になっている野良人がベースで参加している。パワフルな歌に魂を揺さぶられ無性に大量の酒を飲みたくさせる危険なバンド。
さらにMUSTANG JERXも初顔合わせ。終始ボトルネックを絡めたブルージーなギターの音が格好いい。ステージアクションと言っていいのか?の息もピッタリあっててサイコーだ。
久々の対バンとなるDE-CULTURESは音的には一番アウェーな感じがしてやりにくいかと思ったが、始まってしまえばみんな一緒で楽しく演奏してくれて良かった。
ねたのよいとG.L.Gはそれぞれ2回目の出演で期待を裏切らない素晴らしい演奏。自分たちWORSTVISIONは自分で言うのもなんだが当たり外れが大きく、
今回はそこそこ当たりの部類にいれていいかな?雲を見たのに酒を我慢できたから。。。
それと、今回はバンド数が多い少ないとは関係なく想定外の事も多々あった。本当に音楽が、そしてロックが好きで一緒に盛り上がりたいと思える人たちと、楽しい空間を作りたいだけなんだ!
とかナントカいってるが俺だって、本来はそんな崇高な志なんか全くもってなかったんだけどね。さすがに考えさせられたな。まぁ、日々勉強だ。
1.偽善の川 2.回転 3.灰になれ 4.幻 5.復讐 6.Time 7.月光の宴
2012.10.14 sun 中華街 FAD「友人結婚披露パーティー」
G.L.G/シブバンド/GainsbouRG/代官山ホラーズ/AMOUR/WORSTVISION/アナーキーコンドームス
結婚パーティーの余興演奏のはずがバンド数が多く立派なGIGとなっていた。そりゃ、あの男の結婚であれば必然だろう。
バンド演奏以外にもゲームやスライドショーなどもあるため持ち時間はセッティング込みで15分。
直前のスタジオでは部屋に入ってから演奏開始までの時間を10分で納める練習などを真面目にやってしまったが、実際はそれほどキツキツでもなく、もう一曲ぐらいできたかもしれない。
飲み放題、食べ放題、あふれる爆音、怒鳴る新郎、くわえタバコの新婦、仕切るキャプテン、踊る子供、はしゃぐ大人、こぼれるビール、昔の写真、焚かれるフラッシュ、
手づかみのウエディングケーキ、おそろいのTシャツ、懐かしい面々、交わす握手、笑顔、笑顔、笑顔。。。良い夜でした。おめでとう!
1.Time 2.回転
2012.10.6 sat 寿町 音小屋「ロック前立戦 vol.8」
ザ・ミズタマリス/NIE-ZETT/WORSTVISION/THE TACHOMETERS
翌週友達の結婚パーティーで演奏する予定のカバー曲をガッツリ3時間練習してから開場入りした。
せっかくなのでこの日のライブでも披露しようと思い、リハで演奏してみたのだが直前の3時間が何だったのか?というほどガタガタになっていて断念。
すっかり自信を無くし翌週の本番も無理っぽい。たった2〜3時間で全て忘れてしまうとは人の作る曲って難しいものだ。
この日の対バンはザ・ミズタマリスとTHE TACHOMETERSという、最近お世話になりっぱなしの2バンドとNIE-ZETTという女性トリオ。
自分たちの出番が2番目だったので安心して飲みまくってしまい。トリのザ・ミズタマリスの頃にはすっかり出来上がってしまった。
酔っ払い中に聴いたミズタマリスの一曲目がとてもまったりと気持ちよかった。
俺の場合飲み過ぎると声が出なくなったりギター弾けなくなったりするのだが、同じように酔っ払ってるはずの又蔵さんはなぜグダグダにならないのだろう。
1.Gold 2.回転 3.灰になれ 4.復讐 5.幻 6.Time 7.月光の宴
2012.9.23 sun 南太田 GALAXY
WORSTVISION/Bandits/Tw♂ Percent/SUPER LOOPER/OVER HEAD KICK
GALAXYからツアーバンドのサポートとしてお誘いをいただき参戦。Tw♂ Percent以外は初対面という願ってもいない状況。初めて見る若いバンド全部が新鮮だ。歌が聴きやすくてスピードがあって格好いい。
この人たちに向けて全身全霊で自分たちの音楽を叩きつける意気込みで挑んだ。
セットリストは吉祥寺の時と一曲入れ替えたのみで、曲間はなるべく間髪いれずに繋げることを心がけた。
8月の「日ノ出ノヨル」ではアナコンで共演したTw♂ Percentエビ氏に「無駄な話が無くて良かった」と褒められた。やはり前回のMCはそうとう酷かったらしい。
それからレコーディングのために今まで雰囲気だけで合わせていた細かい部分を、ひとつ一つ確認していた効果か、「前回とは同じ曲とは思えない」とGALAXYのPAさんに褒められた。
演奏の方まで…? そんなに前回酷かったのだろうか。でも、まあ今回褒められたから素直に喜ぶとしよう。
1.Gold 2.回転 3.灰になれ 4.復讐 5.幻 6.Time 7.月光の宴
2012.9.20 thu 野毛 Okey-Dokey「箱鳴り vol.1」
WORSTVISION(AC)/桑名六道/斧寺カズトシ
平日はメンバーが揃わない。OKEY-DOKEYは爆音NG。弾き語りやってる人が周りに増えてきた。ということでアコースティック専用に「箱鳴り」という企画を立ち上げた。
初回のゲストは桑名六道(=ジャジャ/The SKULLABERRYS ex.LIP CREAM)と斧寺カズトシ(ポンコツCATS)の二人。
トップは斧寺カズトシ。ベースにマリナ(ポンコツCATS)が入り二人のステージ。ポンコツCATSの曲かと思ったらソロ用に別の曲を用意しているとは流石。バンドとは違ってガンガン攻めてくる感じはないが、ポンコツCATS同様に温かくて元気をもらえる。
2番目は桑名六道。俺の80年代パンクヒーローがアコギ1本で弾き語る貴重な時間。普段バンドで演ってるおなじみの曲を中心に数曲カバーもあったが、選曲の歌詞が最近のある出来事とオーバーラップして胸に刺さった。
最後にThe SKULLABERRYSのギタリスト・ヒデキさんをステージにあげThe SKULLABERRYSのLOVE SONG。いい曲。
最後、生意気にもこの面子でWORSTVISIONがトリをやらせてもらった。お客さんみんな帰っちゃうんじゃ無いかと心配したが、たぶん大丈夫だったと思う。前回に引き続きG.L.Gのセト君がカホンで参戦してくれた。
前回このメンバーで演ってから2ヶ月しか経っていないのであまり不安はなく一曲増やす余裕のLiveだったのだが、歌詞を数カ所と構成1カ所間違えた。それも普段練習で間違えることのない場所を。
Liveの精神状態って自分では分からないレベルで微妙におかしな事になってるらしい。
1.塔 2.すべて売り物 3.噂は壁のシミの如く 4.Gold 5.Morning 6.月光の宴 7.すきま風
2012.9.2 sun 吉祥寺 ブラックアンドブルー「Now!? 15」
THE TACHOMETERS/WORSTVISION/スパルタンZ/ニュータウン
もう15回もやっているTHE TACHOMETERSの震災復興応援企画に出させていただいた。何かをやらなければと云う思いは、長くやり続けることでより強く報われる。THE TACHOMETERSの思いはとても強い。
川崎のスタジオで昼過ぎから練習して吉祥寺へ向かう。一時間ほど早く着いたのでカフェで時間を潰そうかと思ったのだが、うっかり居酒屋へ入ってしまった。生ビール200円・ソフトドリンク270円。仕方なく生ビールを注文。
俺が電話で席を外し戻ってみると料理が次々と運ばれてきていた。WORSTVISIONでは珍しくライブ前の飲み会。
初めての箱、初めて会う対バンの人たちというアウェー感がイイ。できればいつも見ず知らずの人たちと演奏を聴かせあって宴会したい。
今回は曲数は減らしたが曲順の流れは前回と同じ感じ。「Gold」弾き語りスタート。途中前田さんのギターを聴かせつつ、次曲「回転」でノリのいい曲もあります的なアピールして、「偽善の川」でやっぱ暗いんかい。という流れ。
「偽善の川」は大昔からずっとやってきてるがキーが俺に合ってないため非常に歌いにくい。この曲を最初の方に歌うから後半厳しくなってくるような気もする。次、20年前の新曲「復讐」。最近リメイクしてやっているのでLive毎にアレンジが変化してる発展途上曲。
今回はスピードが速すぎて前田さんが辛そうだった。思い切って一端止めてからやり直せば良かった。「幻」一番暗い曲。対バンの人にジャックス好きですか?と聞かれたはこの曲のせいだと思う。ちなみにジャックスは好きでも嫌いでもない。
おなじみの「Time〜月光の宴」をつなげて終了。「月光の宴」もけっこう走ってしまいイマイチの出来だった。次回スタジオで確認しよう。
1.Gold 2.回転 3.偽善の川 4.復讐 5.幻 6.Time 7.月光の宴
2012.8.25 sat 寿町 音小屋「デッドストックフェスティバル vol.2」
WORSTVISION/ザ・ミズタマリス/G.L.G/黄色の世界
ヘルプドラマー、カズの本気バンド黄色の世界の企画。カズは気合いの2ステージを根性で完走した。
10代の頃からの友達で俺の人生の中で指折りのギタリストなのだが、何の因果かWORSTVISIONではほとんど経験のないドラムに座ることになった。
齢40を余裕で過ぎてから新しい楽器に挑戦しようという心意気が素晴らしすぎる男。黄色の世界ではたっぷりジミヘンギターを聴かせてくれた。
自分たちの演奏は前回をなぞるように同じセットリストで曲間を短めにやった。見てる人達は気がつかないかもしれないが、自分の中では一応リベンジ出来たと思う。
1.Gold 2.回転 3.偽善の川 4.灰になれ 5.復讐 6.幻 7.Time 8.月光の宴 9.塔
2012.8.11 sat 南太田 GALAXY「日ノ出ノヨル」
WORSTVISION/例のK/AKUTARE/アナーキーコンドームス/AMOUR
昨年出来たばかりのGALAXYを近所のよしみで盛り上げようと意気込み、そして飲み過ぎたLIVE。AMOURマサコ姉さん相変わらずの絶叫で安心する。俺も頑張ろうって気になる。
アナコンはもう10年も同じセットリストで演っているそうで、間髪入れずに次々に曲が進んでいくところはもはや名人芸。
今回東京から呼んだAKUTAREと例のKという組み合わせは企画者として我ながらGJだと思ってる。
AKUTAREの骨太なグルーヴも、例のKの強いリフも、なによりパフォーマンスに滲み出てくる両バンドの存在感は圧倒的だった。
この2バンドは普段はほぼ接点が無いらしいので、ふたつ続けてみれたこの日のお客さんはラッキーだったと思う。
自分たちの演奏では、ひとりで弾き語りから入る最初の曲のスピードが遅すぎてみんなのペースを乱してしまったことを反省。酔っ払っての意味不明なMCは大反省。
1.Gold 2.回転 3.偽善の川 4.灰になれ 5.復讐 6.幻 7.Time 8.月光の宴
2012.7.21 sat 野毛 Okey-Dokey「日ノ出ノヨル-Acoustic」
サダ/WORSTVISION(AC)/野良人/JUN MASUZAWA
7月はベースのウエパーが活動できなため前田さんと二人でアコースティックなんてどうかねぇ、などと話していた頃ちょうどブルースビンボーズのサダさんとのご縁がありこんな楽しい企画が生まれた。
ここ数年アコースティックLiveの時は前田さんと二人のことが多かったのだが、今回はG.L.Gのセト君にカホンを叩いてもらった。
選曲はドラムレス時代に作った曲ばかりなのだが、アレンジを変えてバンドでも演奏してる曲と、雰囲気があわず不採用になってる曲の半々でやった。
不採用中の曲もカホンのリズムがあるだけで格段にやりやすくなる。やぱり打楽器は偉大だと思う。
LIVE終了後には遊びに来てくれたWATERBEDのヒデキさんと、前田さん、サダさん、野良人というギター大好きそうな人たちがお酒飲みながら楽しそうにギター談義していた。やっぱりBarのLiveはいい。
1.塔 2.すべて売り物 3.Gold 4.Morning 5.月光の宴 6.すきま風
2012.6.2 sat CLUB LIZARD「脳内覚醒GIG」
奇形児/やさぐれ/MOSQUITO SPIRAL/WATERBED/G.L.G/WORSTVISION
念願の奇形児である。さらにBAKIのMOSQUITO SPIRAL、JHAJHAのWATERBED。DJは元GHOULのMAXにお願いした。ひと言でいって豪華すぎるメンツ。
数ヶ月前からそこら中のLIVE会場でチラシを配りながら取り敢えず来てくれと、いいから来いと、なにしろ凄い夜になるんだから!と力説しまくっていたら気分が昂ぶりすぎて眠れない夜を何度も過ごすことになってしまった。
そして当日、憧れのバンドのリハを見る。80年代のアノ名曲をたった数名の関係者だけで見るという贅沢を味わいながら、自分達の演奏のイメージを膨らませた。きっかけは憧れだが、今日はあくまでも共演者なのだ。
本番、WORSTVISIONはTOPで出陣。スタート時は床の目立ったフロアも演奏が進むにつれ徐々に隙間が減っていく。中盤で遅れてやってきたBAKIさんがフロアにいることに気がついた。
GASTUNKの時代から、数え切れないほど見てきたその人が客席から自分を見ているという現実離れした感覚に一瞬負けそうになる。
二番手は俺と同じ時代にハードコアのLIVEに通っていたケンツ率いるG.L.G。今回の共同企画者でもある。実は当時はそれほど仲良くなかった?というか仲悪かったのだが、約四半世紀も経ってから、一緒にこんな大それた企画を企てる仲間になるとは。
三番手WATERBED。実はこれがLAST LIVEとなる。ブルージーなロックにDJとJHAJHAさんのしゃがれた声が乱暴に乗っかる独特の個性。格好良すぎる。LIP CREAMを知らずWATERBEDも初めて見るというお客さん達も唸らせる見事なステージでWATERBEDとしての“有終の美”を飾る。
四番手は今年10周年を迎えたMOSQUITO SPIRAL。初っぱなReflectionでスタート。これは一緒に歌わなければいけない曲なので慌てて最前列の人の波の中に入っていきもみくちゃになる。このバンドのファンは本当に熱い。
途中でBAKIさんにWORSTVISIONの名を連呼され、興奮のあまり前後不覚になる。その後の記憶はほぼ無い。
五番手は地元横浜代表のやさぐれ。脳内覚醒GIGというタイトルの考案者で共同企画者。いまレコーディングの最中ということで、細かいアレンジが煮詰められ見るたびに洗練されている気がする。
本人達的には調子はいまいちだったというが、初めて見た人たちには充分衝撃的だったと思う。
そしてトリは奇形児。孤独のワルツのインストバーションがSEとして流れる。一曲目に奴隷志願〜最新アルバムの曲が続く。曲も音色も80年代とは同じではないが、どこからみても奇形児サウンド健在である。
やはりヤスさんのボーカルは普通じゃない。俺にとっては有り難い説法の様に腹の奥底に響く。10代の頃この声にやられたんだ。どんな慰めや励ましよりも、どうしようもない自虐的な言葉に救われた若者は俺だけでは無かったはずだ。
今日来ている若い人たちにも同じように響いていてくれることを願う。
シリーズ化するかどうか未定だった“脳内覚醒GIG”だが、盛り上げてくれたDJのMAXが何度もVOL.1と紹介してくれていたのでVOL.2もいつかきっと開催しようと思う。
■写真:澁澤茉実(クリックすると大きな画像で見ることが出来ます)
1.偽善の川 2.灰になれ 3.Gold 4.回転 5.Time 6.月光の宴
2012.5.26 sat 寿町 音小屋「RADIATOR RECORDS企画 BEAT the MEET 215」
THE TACHOMETERS/ぬ界村/WORSTVISION/THE ORIENTAL MOTORS
ヘルプドラマー・カズは一汗かいてからの方が調子が良いということで最近はLive前にスタジオでガッツリ練習してから現場に向かうようにしている。
なんとなく思い描いていた曲順を伝えながら淡々とイメージトレーニングもかねて。
今回でVol.215を数えるBEAT the MEETに初めて出させてもらった。THE TACHOMETERSは何度か見たことあったのだが、ぬ界村とTHE ORIENTAL MOTORSは初見。どのバンドも熱くて刺激になる。
トリのTHE TACHOMETERSではウチのメンバーの弾けた姿が見れて面白かった。あんな盛り上がり方する人たちなんだと妙な発見。
俺は俺で物販でCD三枚も買ってしまった。一枚は今回のLiveとは関係ないのだがTHE TACHOMETERSのレーベルから出している総裁というバンドを衝動買い。なんと、あのSUICIDEのボーカルの人のBANDだそうで。
自分たちの演奏の方は、気分的にアコギからエレキに持ち替えてみた。30年近く前のオンボロのグレコSGに、繋ぐだけでJCがマーシャルみたいになる?という噂のLovePedalというクソ高いエフェクターを通して出力。
最近のWORSTVISIONで不足していたキンキンサウンドが入って少しはパンクっぽさが甦ってきた気がする。実はメンバーからは随分前からエレキをすすめられていたのだが、これからいろいろ試してみよう。
1.回転 2.灰になれ 3.幻 4.Gold 5.偽善の川 6.Time 7.月光の宴 8.塔
2012.5.5 sat 野毛 Okey-Dokey「日ノ出ノヨル」
WORSTVISION/ガンフロンティア/ねたのよい
知り合ってから4〜5年経つけど一回もLiveで絡んだことがなくて一方的に大好きだったバンドねたのよい。
爆音でこそ味のでるバンドなんだけど、これだけ音量絞られてもしっかりいい感じで聴かせてくれるのはさすがだった。やっぱり最後にモノを云うのは経験なんだろうな。
2番目登場のガンフロンティアはアコギなので音量的にはバランス良かった。詳しくはわからないが全体の音圧を制限する必要があるということなんだと思う。
こぶしの効いたTHE日本のパンク!ともいうべき“音”も素晴らしいがMCがまた心にビシビシ響いてくる熱い男達。
最後はWORSTVISION。地元バンドが俺たちだけだったが、ゲスト2バンドに個人的に会いに来てくれたお客さんも多く、のんびり酔っ払ってイイ雰囲気のなか演奏。
最近スランプ気味だったノリのいい曲をやめてドンヨリと「幻」でスタート。後はゆるゆると進んで途中でアコギ持ってという最近のパターン。
ガンフロンティアで出来上がった雰囲気に引っ張られてかいつもより大目に喋ってしまった。中身がないので心に響くモノもないがLive Barなのでこんな感じもアリなのかな。
1.幻 2.灰になれ 3.Time 4.月光の宴 5.Gold 6.偽善の川 7.Death Art 8.塔
2012.4.7 sat 野毛 Okey-Dokey「日ノ出ノヨル」
WORSTVISION/マンホール/ポンコツCATS
トップは前々回トリをやってもらったポンコツCATS。さすがの人気で初っぱなからホール内の人の入りも大変なものだった。
会場の配置はいつも迷うのだが、今回は片付けずに邪魔になっていたテーブルの上をVo.カズトシ君が歩き回っての演奏で盛り上げてくれた。
2番目マンホールでノリのいいRock'n Rollを堪能。実際にLive見るのは3回目だが日頃からアルバムを聴きまくっているので、目の前で演奏してくれると楽しさも倍増する。リハ後に俺が聴きたいと言った曲を急遽セットリストに加えてくれて嬉しかった。
最後はWORSTVISION。前回の反省もあり当日スタジオで練習してから会場入りしたおかげか、メンバー全員調子が良かったようで演奏はまあまあ上出来だったような気がする。順番はいろいろ考えるところもあり、初めてトリをやってみたのだが、店のマスターに「随分あっけなく終わっちゃったね」と言われてしまったように、いまいち綺麗に締められず反省。精進あるのみ。
1.回転 2.灰になれ 3.幻 4.Time 5.月光の宴 6.Gold 7.偽善の川 8.Death Art
2012.4.1 sun 7th Avenue「Rock Fools」
THE RISKY DRIVE SHOW/FRILL THRILL/WORSTVISION/ELECTRIC SALLY & THE FLOWERS/JACK DRIVE
この日はエイプリルフールにかけて「Rock Fools」というタイトルの付いた7th Avenueの企画だった。ここは音がいいので気持ちがいい。
自分たちはステージで音出してPAの人にギター返せだのボーカル返せだのワガママ言ってりゃ勝手にいい音作ってくれて至れり尽くせり。
ライヴハウスなので当然といえば当然なんだけどね。久しぶりなのでちょっと嬉しかった。ただ13時入りというのはさすがに早すぎだろ。
リハも含めて全バンド見ることが出来たのだが自分たちが知らないだけで良いバンドいっぱいあるんだなぁという感想。
いつも自分の趣味や交流関係だけで対バン探してたらなかなか会えなかっただろうな、と思える人たちと知り合えたりして、こういうのもたまには良いもんだ。LIVE後の打ち上げも俺は先に帰っちゃったけどメンバーも楽しかったみたいで良かった良かった。
演奏については本番前にベースとドラムのタイミング確認してたらいつも危なっかしかった場所と理由が明らかになったりして、急遽どうするかミーティングしたけど普通スタジオでやっておくことだよね。
いや、スタジオでもやってるんだけど、WORSTVISIONはそういう細かい確認事項が多すぎるから追いつかないというか。でもこれで次は大丈夫。曲順は一番声張らなきゃなきゃいけない曲最後にもってきてちょっと失敗したかも。
1.灰になれ 2.幻 3.Time 4.月光の宴 5.偽善の川 6.Death Art 7.回転
2012.3.3 sat 野毛 Okey-Dokey「日ノ出ノヨル」
鵺院/やさぐれ/WORSTVISION/G.L.G
日ノ出ノヨルは回数をカウントしないことにしたのですが、ぶっちゃけVol.2ということです。
旧知の仲であり昨年WORSTVISIONにもベースで参加してくれていたケンツ率いるG.L.Gがトップ。
Okey-Dokeyは雑居ビルの中にあるハコなので爆音がウリのG.L.Gも若干音量抑え気味でやりにくかったかも知れないが、それでも十分迫力のある骨太サウンドを聴かせてくれた。
WORSTVISIONは2番目。今年はなるべくレパートリーを固定していこうということから、同じ曲ばかり練習しながら細かいキメや音色も話し合うことができたため前回よりも断然やりやすくはなった。でも反省の方がまだまだ多い。
途中カポを無くしてLive中断したのはゴメンナサイ。
3番目やさぐれ。広いとこで見ても狭いとこで見ても同じエネルギーを感じる事が出来るバンド。久しぶりに会いに来てくれた俺の古い友達が前の方で踊ってくれていて嬉しかった。
企画の醍醐味は自分がイイと思ったバンドを他の人に紹介したい!自慢したい!と思うからであって、それが見事に達成されるのは至高の喜びだったりする。
そういう意味では、1年ほど前にアースダムで出会ってから何度もLiveに通って今回の企画に出てもらうことになった鵺院は、WORSTVISIONのメンバーも初見、
友達にも見たことがある人は少なかったため、終わってから鵺院格好いい!と俺に言いに来てくれたりCDを買っていた友達やメンバーには「だろ?」と思いっきりのどや顔で返すのが楽しくて仕方なかった。
日ノ出ノヨルはこれからも自分の感覚にあった素晴らしいバンドを横浜の友達に紹介し続けたいと思う。
1.回転 2.灰になれ 3.幻 4.Time 5.月光の宴 6.Gold 7.偽善の川 8.Death Art
2012.1.21 sat スタジオ24 文化体育館前「黄金町bar CHAOSオープン記念GIG」
IMPARA/RYDEEN/NK6/えんだぶあ/アナーキーコンドームス/CORROSION RAID/WORSTVISION
IMPARA立花君のお店のオープン記念GIGだけあって対バンはほぼハードコア。2週間ほど前に急遽決まったので自分たちの告知もほとんどしていないのでいつにも増してアウェー。
スタジオライヴなので普通の練習スタジオの機材をイメージしていたのだが、床置きのモニターがあったりしてなかなか本格的なサウンドシステムに驚いた。
最近アコギ用にL.R.BaggsのPara Acoustic D.I.という武器を導入したためアコギの音はD.Iを通してボーカルと同じスピーカーから出てくるようにした。
ハウリングもほとんど無く音色も調整しやすい。アコギというかエレアコとしていい音。
総勢7バンドなのでWORSTVISIONは6曲で20分間、耳の肥えたハードコアな人たちを退屈させないようなるべくアップテンポで賑やかな曲を演奏したかったのだが・・・。
1.塔 2.月光の宴 3.Gold 4.回転 5.灰になれ 6.偽善の川